上手に離婚交渉を行うには
離婚交渉をする際は、できるだけ冷静に交渉を出来るかも大切です。感情的になってケンカをするのは、相手を怒らす原因にもなりますし、良いことがありません。自分の立場だけでなく相手の立場にも立ってゆとりをもって、少し時間がかかってもなるべくお互いが納得できるように話を持っていくことが大切です。
離婚交渉の際、自分の要求ばかりを言っていても相手も引いてしまいます。相手の希望もなるべく叶えられるようにお互いの今後のことを考えて離婚交渉に臨めるようにしましょう。相手の要求をのめば、こちらの要求だって受けてもらい安くなるというものです。
離婚交渉をスムーズに、そしてなるべくこちらが有利に進めやすくするには、離婚の話し合いの前に人知れず準備を進めておくことです。相手にどういったことで非があるかなど、日記を付けるなどして少しでも証拠を残しておくことです。ましてや、配偶者の浮気が疑われる場合は、予算が許せば信頼のおける調査会社に依頼をするのがベストです。調査の費用は思っているほど高くありませんし、その分、慰謝料などを高額に取ることが出来ます。たいていの調査会社はとても親身になって相談に乗ってくれますし、最初の相談料を無料にしているところも多いです。
配偶者に離婚説得を上手にするには
離婚は、自分だけの意志ではなかなかできないものです。離婚の相談を切り出し、離婚説得をして、それに同意を得られなければ、離婚をするのはかなり難しいと言えます。そのため、何度も話し合い離婚説得させる必要がありますが、相手に離婚の意志がない場合、離婚説得させるのはかなり困難を極めます。一般的な離婚方法ですが、日本の場合は90％が協議離婚です。協議離婚とは、お互いが離婚に同意をすれば、公的な場所に行かずに、離婚理由が何であろうと離婚することが出来るというものです。
協議離婚は、費用もかかりませんし、時間や手間も調停や裁判に行くのに比べれば楽なので、出来る限り協議離婚で話をつけるのがベストだと言えます。配偶者を説得させるには、自分が感情的になったりしてはうまくいきません。たとえ協議離婚であっても、事前から相手に知られないように着々と計画を立てておく必要があります。
配偶者を納得させるためには、ある程度証拠固めが必要です。証拠を提示することで相手を納得させることもできます。また、証拠を持っていれば万が一裁判などに話が進んだ際にも有利にことが運びます。証拠集めについては、プロに調査をしてもらうのが一番確かだと言えるでしょう。自分だけでの証拠集めは、かなりのリスクを伴います。
配偶者が離婚に応じない場合
ただ感情的になって離婚を切り出しても、配偶者は離婚応じない場合がほとんどです。配偶者の浮気が疑わしい場合、証拠もなしに浮気を責めるのは逆効果だと言えます。もし浮気が疑わしい場合には、配偶者に知られないように、証拠になるものを少しでも多く集めることです。
夫婦間での話し合いで決める離婚を協議離婚といいますが、どうしても協議離婚で配偶者が離婚応じない場合は、調停離婚、裁判離婚も視野に入れなければならなくなります。調停離婚はお互いが離婚に同意しなければ成り立ちませんが、裁判離婚は証拠を提示するなどして配偶者に非があると認められれば配偶者の意志に関わらず離婚が可能になりますが、裁判には相当な労力や年月を費やすことになります。協議離婚で最初は離婚応じない場合でも証拠があり、裁判でも離婚に勝てないと配偶者が判断すれば、裁判離婚を避けるために協議の場でも離婚に同意をしてくれる可能性も高くなります。
証拠を集めるためには、相手に知られずに動く必要がありますが、一人で証拠集めには限界がありますので、信頼のおける調査会社に相談をするのが一番です。調査会社はその道のプロですし、ただ証拠を集めるのにとどまらず離婚に関しての色々な相談に乗ってくれます。離婚とは孤独な戦いの場合も多いので、アドバイスを得られるというのも心強い点です。
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