妻の不倫は事実関係の把握から
妻に不倫の疑いが出てきた時にはどのような対応をするでしょうか。断固とした対応をとりたいと思う夫が大半でしょうが、実際に現実と向き合うとなるとなかなか難しいものです。嫉妬に狂ってしまうこともありますし、逆に感情的に振舞うのがみっともないと感じてしまうこともあります。まさか妻にかぎって…と信じたい気持ちもあるでしょう。こうした複雑な心境が不倫問題、夫婦問題の解決の障害になってしまうこともあります。
それだけに妻不倫に対してまず事実関係の把握から行うことが大事です。妻不倫の事実が本当なのかどうか、もし本当なら相手がどんな男で、どのような状況で続けられているのか。こうした事実を客観的に知るのです。そうすることである程度冷静に振舞うことができますし、離婚に踏み切るにしろ、夫婦関係をやり直すにしろ適切なやり方で進めていくことができます。妻の方も事実を突きつけられれば感情的に振舞ってしまう可能性がありますから、否定できない証拠が重要になってくるのです。
ですから、妻不倫の事実関係の確認と証拠の確保はプロの調査会社に任せましょう。自分だけでは冷静に調査をすることが難しく、またどうしても素人では限界が出てくるからです。プロの客観的な視点から手に入れた証拠だからこそ、不倫問題の解決でも証拠能力がものを言うのです。
妻を尾行する場合の注意点
パートナーの不倫の事実を尾行で確かめる場合、通常は妻が夫を尾行するシチュエーションが多いものです。しかし逆のケースも当然考えられます。妻の不倫を疑った夫が尾行し、不倫の事実を確認するわけです。しかしこちらはより困難が伴います。
理由としては男性が女性を尾行するほうが周囲から不審の目で見られてしまうこと。まして不倫現場を撮影しようとなるとカメラなどの機器を使用することになりますから、ますます不審な目で見られてしまいます。逆のパターンに比べてかなり不利な条件となります。それからもうひとつ、男性の場合は仕事があります。妻は夫が仕事の時間を見極めたうえで不倫を行うわけですから、仕事を抜け出して尾行に時間を費やすというわけにはなかなかいかないのです。まずこちらが妻の目をごまかして行動の自由を確保しなければなりません。
こうした理由から、自分で行うのではなくあらかじめプロの調査員に依頼した方が確実に事実関係の確認と証拠集めを行っていくことができます。自分が仕事をしている間も調査員が張り込んで調べてくれますし、現場の撮影や行動ルートの確認、不倫相手の素性調査など確か証拠も集めてくれるでしょう。また、調査会社への依頼といえばお金の問題がどうしてもつきまといますが、仕事をしている夫なら費用もそれほど大きな問題にはならないはずです。