離婚計画をきちんと立てる
もしこれ以上夫婦一緒に暮らしていくことができないと判断したのであれば、離婚計画を立てましょう。決して安易な感情で離婚しないことです。特に専業主婦の方は、これから自分で稼いでいかないといけません。そこでまずは、貯蓄をしましょう。離婚をすれば、自分の生活の面倒は自分で見ないといけなくなります。そこで当面の生活費が賄えるだけのお金を貯めることです。目安としては、100万円貯蓄を目指しましょう。
また離婚の理由として、性格の不一致という言葉はよく聞くと思います。もし性格の不一致が原因であれば、まずは別居をしましょう。そうすることで、ストレスを家庭内でため込むこともありません。また別居が長引くと、婚姻関係が破たんしていると判断され、離婚が認められやすくなります。
離婚をする時には、財産分与をします。結婚してから生じた財産は、夫婦共有の財産となって半分に分けられます。そこで重要なのは、財産がどの程度あるのかを確認しましょう。よくわからないのであれば、探偵に相談をしてみるのも一つの方法です。探偵の中には、財産調査を実施している所も多いからです。不当な財産分与にならないようにするためにも、事前に情報を把握することはとても大事です。
財産分与と財産の確認
離婚をする時に、多少の財産を持っている夫婦は多いでしょう。この財産の中でも、結婚してから発生した財産は夫婦共有の財産と解釈されます。ちなみに専業主婦で旦那さんしか稼ぎがなかったとしても、夫だけの財産にはなりません。夫が仕事できたのは、妻の家事などのサポートがあったからと推定できるからです。ですから、専業主婦でも堂々と権利を主張して、財産分与の交渉を行うべきです。
ここで問題になるのが、財産管理をしている方がその財産を隠してしまう可能性があることです。そして財産分与の交渉をする時に、実際よりも少ない財産しかないように見せかけて、自分に有利に財産分与の交渉をするケースがあります。相手に財産を隠されないようにするためには、夫婦としての財産がどのくらいあるかをきちんと把握しておく必要があります。
探偵事務所の中には、このような財産の調査を実施している所もあります。相手任せにしていて、実際どの程度の財産があるかわからないという人は探偵に相談をしておきましょう。もし財産分与の交渉がこじれた場合、弁護士を使った交渉が必要になるケースもあります。そのことを想定して、弁護士と提携している探偵事務所を探してみるのも一考です。
離婚成立と浮気立証
離婚をする理由の中で、パートナーがどうも浮気しているからという理由は多いでしょう。しかし決定的な証拠がないと、相手が認めていない場合、離婚をすることができないケースも出てきます。またもし別れることができたとしても、慰謝料の請求ができなくなってしまう恐れがあります。そこで、離婚の交渉を有利に進めるためにも浮気立証をしておいた方がいいでしょう。ところで、浮気立証するためには、どのような証拠を提示する必要があるのでしょうか？
簡単に言ってしまうと、夫婦以外と性行為をしたということが推認できる証拠になります。実際の性行為をしている所を証拠として押さえることができれば決定的ではありますが、そのような証拠を押さえることはほぼ不可能でしょう。そこで推認できる証拠として、以下のようなものが出てきます。
たとえば、ラブホテルにほかの異性と一緒に入って行った写真などです。その他には、一般的なホテルもしくは浮気相手とされる人の家の中に入って行って、そのまま宿泊してしまった、そこまでいかなくても数時間一緒に滞在していた写真なども性行為があったことを推認できる証拠になります。これらの証拠を個人的に押さえるのは難しいので、探偵を雇って調査させているケースも多いです。
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