不倫の事実を養育費交渉の武器にする方法
離婚に関わる金銭上の問題としてはまず慰謝料が思い浮かびますが、子どもがいる場合には養育費の問題も重要なポイントとなってきます。親権を獲得した側、おもに母親の側は相手からできるだけ多くの養育費を獲得する必要があるのです。これは妻の権利ではなく、子どもの権利ともいえます。
しかし、離婚訴訟の際にはどうしても女性の側が不利になってしまい、養育費を請求しないことを条件に離婚を夫に認めてもらうケースも目立ちます。夫の不倫が離婚の原因にも関わらずこうした不利な条件が成り立つことも多いのです。こうしたことにならないためには徹底的に戦う必要があります。相手の不倫が離婚の原因であり、離婚は避けられないこと、そして夫は子どもの養育費を支払う義務があることを第三者、調停や裁判に携わる人たちに証明するのです。
この不倫養育費の問題に関してはプロの調査会社をうまく利用し、確かな証拠をつかむようにするのが一番の対策方法といえます。本人の調査では証拠能力が高い証拠を入手するのが困難ですし、夫がシラを切りとおしてごまかすケースも多いからです。不倫養育費の問題を有利に解決するためには相手がシラを切れば切るほど不利になるような決定的な証拠を集めておくことが求められます。そのためにもプロの調査会社が役立つのです。不倫養育費の争いで妥協しないためにもプロの力を借りましょう。