不貞と親権の関係
不貞は夫婦関係を破綻させる最大の要因です。そのため離婚調停、訴訟においても不貞行為を働いた側が不利になります。この点は親権を巡る争いでも同様です。ただ、不貞親権の問題に関しては男女の間で大きな温度差があります。結論から言ってしまえば女性の方が圧倒的に有利で、たとえ妻の側が不貞行為を働いていたとしても子供の親権を認められることが多いのです。そのため、親権を確保したい夫は妻の不貞行為を立証する強力な証拠を手に入れる必要があります。いかにこれまで家庭を顧みずに不貞行為に走っていたか、子どもの教育に悪影響を及ぼしたかを第三者に納得できる形で証明する必要があるのです。
そのため、夫が不貞親権の問題で戦う場合には徹底的な証拠集めが必要です。自分で調査を行っていくのはどうしても限界がありますし、証拠能力が高いものを入手するのが困難です。ここはプロの調査会社に依頼するべきでしょう。当然費用がかかりますが、不貞親権の問題の行方、ひいては子どもの将来にもかかわってくる問題だけに妥協せずに調査を行っていくべきです。信頼できる調査会社に依頼すれば妻の不貞の事実を決定付ける強力な証拠を確保してくれるはずです。客観的な視点に基づいた証拠が得られるため、調停や裁判でも確実に効力を発揮することでしょう。
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